こんにちは、ロベルトです。
- 英語の音読のやり方は?
- 英語学習で「音読は効果ない」「時間かかるし頭に入らない、しんどい…」と聞くけど、本当?
- 英語を1ヵ月~3ヵ月音読しまくった結果はどうなるの?
本記事ではこれらの疑問に答えてみたいと思います。
- 英語の音読のやり方
- 毎日英語を音読しまくった結果
- 音読が効果ないと言われる理由
- 筆者の体験談
- 音読の注意点
- 音読のモチベーションを保てる書籍と教材
「音読をやってもなかなか伸びない…でも英語力を上げたい」とお考えの方は、記事をご覧になってみてください。
- 音読のやり方や効果が気になる方
- 音読をやった結果の体験談を知りたい方
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英語の音読のやり方は?
音読とは、文章を声に出して読む動作を指します。幼稚園や小学生の時に教科書を声に出して読んだ経験があるのではないでしょうか。正にその作業が「音読」です。
脳科学的にも音読の効果が説明され、大学入試の試験対策でも音読の重要性を説く教師も存在します。
しかし、間違ったやり方で英語の音読をしまくった結果として英語力は伸びないですし、効果ないと思ってもいいです。
音読する英語の文章を理解する
英語の音読を始める前に、英文の意味や発音を完全に把握しておかなければいけません。
意味が分からない英文を音読しているだけだと、ただの機械的な音読作業になるだけで、意味の解釈に至らなくなります。
とくに以下の3点は音読前に確認しておく必要があります。
- 英文法
- 語彙
- 発音とイントネーション
間違った発音とイントネーションで音読して後から修正しようとしても、なかなか難しくなります。
間違いを後から修正しようとすると時間的に膨大なコストがかかるため、できるだけ最初の段階でものにしておくのがポイントです。
音読できる良い教材を選ぶ
音読で大事なのは、発音をきちんと聞き取れる音源を使い、文意や発音を確認できる良い教材を選ぶことです。
辞書の発音記号を見て「合っているか分からない状態」で英語の音読を始めると、上述の通り、間違った発音やイントネーションが染みつき、「英語の音読をしても時間かかるし、頭に入らない、しんどい」という状態に陥ります。
後述するシャドーイングの勉強にもつながるので、英語の音読で使う教材に関してはCD付などの音源で確認できるものを選ぶのがポイントです。
英語を毎日音読しまくったけど効果ない理由とは?
以下で英語を音読しまくった結果、失敗する例を見てみたいと思います。
間違った発音で音読する→しんどいし頭に入らない
たとえば、間違った発音で英語の音読をしまくったとしても、そのやり方だと効果ないと言われます。
CD付の英語教本を購入して音読を繰り返したとしても、仮に間違った発音で音読をしまくった結果として、実際の英会話やリスニングでもミスをするリスクがあります。
たとえばcareerを「コリアー」ではなく「キャリアー」と発音すれば、「??carrier??」と間違われることもあるでしょう。
CDで正しい発音を確認しないまま英語の音読をすると、間違った発音が定着することもあるので、必ずCDの音声を確認する必要があります。
文意を理解できていないまま英語の音読をする
英語の音読をいくら続けても、文章の意味を理解できていなければ効果はないです。
文章の意味と言っても和訳だけでなく、SVCなどの文型構造や時制・仮定法などの英文法にも確認事項が及びます。
未来形であれば「be going to」と「will」の違いを把握できているかどうか、細かいニュアンスの違いを理解できているかが問われます。
音読はリスニング・スピーキングから成るオーラルコミュニケーションだけでなく、英語の構造理解も問われる分野なので、「なぜこの文章なのか?」という問題意識を持つ姿勢が重要です。
英文法の細かいニュアンスについては「スーパーレベル パーフェクト英文法」で詳しく解説されています。
英語の音読そのものが目的化してしんどい
「英語の学習」ではなく「英語の音読そのもの」が目的化している場合、英語の音読を毎日30分~1時間ほどしまくったとしても大きな効果は望めません。
たとえば留学を英語学習の目標としており、CDで音声を確認した上で音読の鍛錬を繰り返す作業は重要です。
しかし通過点の目標がなく、CDを聴かずに文章の意味も確認しないまま、「英語の音読をしても伸びない…」と感じて音読を闇雲に行っても、果たして上達できるでしょうか。
音読を何度か行うと「やり切った感」は出てきますが、実力が上がっているかどうかは別問題なので、日々自分のアウトプットをフィードバックする習慣が必要だと感じています。
30分~1時間英語を音読しまくった結果と効果
私が本格的に英語の勉強を始めたのは、高校3年生の春からです。
高校時代に出会った英語の先生から「30分英語の音読の効果」について学び、大学受験に備えました。
毎日5分~30分英語を音読しまくった結果(1ヵ月~3ヵ月)
英語の音読を始めてから、1ヵ月~3ヵ月で変化が現れてきたのを覚えています。
この先生の教えは、高校を卒業してから15年以上、私が語学を続ける上で大きな支えとなってきました。
TOEICの初受験から見えた英語音読の重要性
大学入学後にTOEICを受験しました。
目標を達成できなかった理由は、音読を怠っていたからでした。
出来る限り問題集を解いていたので多少は問題慣れしていましたが、肝心の語学力がついていなかったわけです。
英語の音読をしていたといっても5分がいいとこでした。
実際に会話の発信力はほとんどなかったため、毎日30分から1時間、英語の音読をするようになりました。
高校時代に出会った先生の教えを思い出して音読を再開
TOEICの勉強法を見直すために行ったのが「音読」でした。
音読といっても、ただ単に文章を声に出して読めばいいわけではなく、実際に英文を読みながら内容を理解する問題意識がポイントでした。
仮に文章を理解せずに読み進めたらどうなるでしょう。ただやり切った感があるだけで、語学力の向上には直結しません。
そのため、音読を再開してからは内容理解を意識しながら教材の勉強を進め、大学卒業前には音読とシャドーイングを積み重ねて英検1級を取得できました。
シャドーイングとは、音声教材を用いて聴いた音声を0.1秒ほど遅れて発声する学習法です。
同時通訳者によっては、仕事前に口慣らしのために行っています。
本とMP3プレイヤーがあればいつでもどこでもできるので、暇さえあれば続けていました(当時はまだスマホがなかった時代)
シャドウイングも基本は発声なので、音読の延長で続けていました。
音読の継続が類似の勉強法(シャドーイング)にもつながり、自己実現のチャンスも生まれると感じます。
英語音読のモチベーションを保つ参考書2選
本記事では、英語の音読が効果ないと言われる理由、管理人の体験談について触れてきました。
結論、間違ったやり方で英語の音読を行うと、しんどいし効果はないと言えます。
言い換えれば、正しいやり方を定着させて英語の勉強を続けていくことで、音読の効果が生まれます。
英語の音読は忍耐の積み重ねでもあり、モチベーションを保つ工夫が時には必要です。
最後に「音読」のやる気がみなぎってくる本をご紹介したいと思います。
國弘流英語の話しかた
1969年、アメリカのアポロ11号が人類で初めて月面着陸を成功させた時のテレビ中継番組を同時通訳したのが、著者の國弘正雄さんです。
本書では音読が「只管朗読」と表現されており、著者が修行僧のような勢いで勉強していた様子がひしひしと伝わってきます。
著作では「学ぶ側の主体性と努力」があれば、苦難を力に変えられると言及しています。
英語教育について語る場合、中学校や高校の英語教師に対する批判が見られますが、自分の語学力の低さを他人のせいにするのは止めるー音読という努力を通じて、同時通訳のキャリアまで昇華させた著者ならではの言葉と言えるでしょう。
ネットの情報では「絶版」という噂がありますが、図書館でも借りられます。
「あなたは音読をすると、なぜ伸びるのか?」
その答えが書かれている良書です。
英語達人列伝―あっぱれ、日本人の英語
音読と直接的に関係がある一冊というわけではありませんが、モチベーションを上げる上では良書と言えます。
以下10人の偉人が経験した語学とヒューマンヒストリーが紹介されています。
- 新渡戸稲造
- 岡倉天心
- 斎藤秀三郎
- 鈴木大拙
- 幣原喜重郎
- 野口英世
- 斎藤博
- 岩崎民平
- 西脇順三郎
- 白洲次郎
どのストーリーもとにかく「かっこいい」の一言。
読むだけで気持ちがワクワクして、英語の勉強に走りたくなる一冊です。
まとめ:英語を音読しまくった結果は変化につながる
本記事では、英語の音読を続ける重要性について説明してきました。
音読はしんどいですが、英語の発音・リズム・アクセント・文法などの要素を改善するために役立ちます。
毎日5分~30分英語を音読しまくった結果として、自然な英語のリズムやアクセントに触れられるようになり、1ヵ月~3ヵ月が経つ頃にはより自然な英語を意識できるようになります(人によります)
しかし下記記事の通り、英語の音読をしまくった結果、気持ちが疲れて英語学習のモチベーションや意欲が下がるリスクもあります。
モチベーションアップ継続のためにも、音読を中心にして英語の勉強をできる英語塾とオンライン英会話を最後に紹介したいと思います。
音読の専門家から指導を受けてみるのもあり
音読のプロに相談してレッスンを受けてみると、上達のきっかけをつかめる可能性があります。
たとえば「ウィリーズ英語塾」では(1)口頭頭英作文トレーニングと(2)音読トレーニング、(3)1minスピーチ、写真描写トレーニングで英語力強化のレッスンを提供しています。
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