こんにちは、ロベルトです。
- CATツールとは何ですか?
- どの翻訳支援ツールがいいのですか?
- 無料で使えるおすすめのCATツールはあるの?
CATツール(Computer-Assisted Translation)とは、翻訳業務を効率化するための翻訳支援ツールです。
翻訳メモリや用語ベースを活用してフレーズなどの一貫性を保ち、スムーズな翻訳作業を行うためには、CATツールの適切な使用方法を習得することが重要です。
ツールに頼りすぎるのはよくないですが、使い方次第では仕事で生産性を上げられるのが大きな利点です。
本記事では、代表的なCATツール(翻訳支援ツール)を紹介してみたいと思います。
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CATツール(翻訳支援ツール)とは?
![CATツール(翻訳支援ツール)とは?](https://overcomeas.com/wp-content/uploads/2023/04/cat-1024x647.png)
まずはCATツールとは何かについて見ていきたいと思います。
翻訳メモリ (Translation Memory) を利用できる
CATツールでは翻訳メモリ(Translation Memory)を利用できます。
翻訳メモリとは、過去の翻訳結果をデータベースとして保存し、再利用するための機能です。
用語集 (Terminology Database) を利用できる
CATツールでは用語集(Terminology Database)も利用できます。
用語集とは、業界の専門用語や固有名詞を一元的に管理できるデータベースです。
翻訳者は用語集を参照して正確な用語を選択し、過去案件から一貫性を保ちながら翻訳することができます。
リモートの協働作業が可能
CATツールはオンラインツールなので、複数の翻訳者がリモートでアクセスしながら作業が可能です。
変更履歴やコメントを追加できるので、翻訳業務で重要な「申し送り事項」の共有も可能です。
各種ファイルフォーマットに対応
CATツールは、各種ファイルフォーマット(Word、Excel、PowerPoint、HTML、XMLなど)に対応するものがあります。
クライアントによっては入稿ファイルがWordファイルだったり、ExcelやPowerPoint、HTMLタグだったりするので、オリジナルのデータフォーマットが異なるとデータの一括管理が難しいですよね。
無料・おすすめのCATツール(翻訳支援ツール)3選
本記事で紹介するCATツールは以下の3つです。
- Smartcat
- Memsource
- Trados
それぞれ順番に見ていきたいと思います。
Smartcat【無料・おすすめ】
Smartcatとは、クラウド上で翻訳作業を行える「無料」の翻訳支援ツールです。
「用語集の蓄積」が大きな特徴となっています。
人によっては「使いにくい」という印象を受けるかもしれませんが、翻訳者と校正者が同一のルールとプラットフォームに則って作業できるツールが「無料」なのはいいですよね。
Memsource
Memsourceとは、「翻訳コストの削減」「ワークフローの自動化」などで翻訳者を支援する有料翻訳支援ツールです。
有料課金されている分、ユーザーは人工知能技術による高度な翻訳支援機能を利用できます。
Trados
Tradosとは、RWS社が開発したCATツール(翻訳支援ツール)のブランドです。
オリジナル原稿のフォーマットを維持しながら翻訳文を生成できるので、テキストのレイアウトやスタイルが保たれます。
また自動校閲機能や品質管理ツールを備えており、翻訳結果の品質チェックや修正をサポートできるのが大きなポイントです。
個人事業主がCATツールを購入する必要はあるの?
YouTubeなどでもCATツール(翻訳支援ツール)に関する情報が公開されているので、導入に対してあまり前向きになれない場合は、情報収集して適性を考えてみるといいです(CATツールによってはそれなりの出費が伴う時もあります)
ちなみに出版翻訳や映像翻訳のように、過去案件とは関係がないクリエイティブ翻訳を行う場合だと、CATツールやデータベースの出番は少ないのではないかと思います。
一方で技術文書やマニュアルなど、過去の成果物との一貫性が重視される分野に関してはCATツールによるメリットは大きかったという印象です。
串刺し検索やオンライン辞書でも対応できる案件はあるので、自分の適性を踏まえて判断していくといいです。
![串刺し検索とは?](https://overcomeas.com/wp-content/uploads/2023/08/concordance-320x180.png)
CATツールの使い方を覚えてトライアルを受ける
本記事では、CATツール(翻訳支援ツール)3選を紹介しました。
とくにチームで動くときは同一プラットフォームの作業が効率的ですので、チームのメンバーが翻訳支援ツールの情報を必要としている場合は提案してみてみるといいでしょう。
翻訳者として働きたいと考えている場合は、できるだけ早めにCATツールの使い方を覚えて、翻訳のトライアルを受験してみましょう(下記記事でポイントを解説)
![翻訳トライアルとは?未経験者が合格する対策](https://overcomeas.com/wp-content/uploads/2023/04/trial-translation-320x180.png)
日英翻訳・英日翻訳で役立つ参考書20選
ライティングなどの勉強では日英発想の違いが一つの関門となりますが、参考書や翻訳支援ツールで例文の勉強を進めていくと理解が早まりますので、ぜひいろいろ試してみてください。
![日英翻訳・英日翻訳の勉強に役立つおすすめの本](https://overcomeas.com/wp-content/uploads/2023/04/translation-book-320x180.png)
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