USCPAやると人生変わる？米国公認会計士の将来性・メリット・デメリットは？

こんにちは、ロベルトです。

USCPAのメリット・デメリットは？
USCPAで人生変わる？
米国公認会計士の将来性は？

本記事では上記の疑問に答えてみたいと思います。

結論、USCPAの使い方次第ではキャリアアップに役立ちますし、転職にも役立つ資格です。

しかしUSCPAの受験料や予備校へ支払う学費を踏まえると、合格までかかるコストを勉強開始前に考えておく必要があります。

「USCPAに短期合格して外資などに転職したい」とお考えの方は本記事をご参考ください。

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USCPAとは？合格するために必要なこと
- １．出願時に単位取得などの要件を満たす
- ２．全ての科目を受験して合格する
USCPAのメリットとは？
米国公認会計士（USCPA）の将来性は？
USCPAで人生変わるポイント4選
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USCPAとは？合格するために必要なこと

USCPA（United States Certified Public Accountant）とは、アメリカ合衆国における公認会計士資格です。

USCPAは、企業や個人の財務情報を監査・評価し、税務申告や財務アドバイスなど幅広い財務関連業務を行う公認会計士で、国際的にも高い評価を受けています。

USCPAに合格するには、以下のプロセスを経る必要があります。

１．出願時に単位取得などの要件を満たす

USCPA資格を取得するには、アメリカの大学やカレッジで会計学の学位を取得するか、特定の会計学のコースを修了することが必要です。

会計学以外の専攻を持つ場合でも、特定の要件を満たすための追加の単位取得が必要となります。

出願する州によっては、短大卒・高卒・現役大学生・理系の大学卒でも要件を満たせば受験できる可能性があるため、よろしければ下記記事もご参考ください。

＞＞USCPAの受験資格ない高卒・理系の大学生はどうすれば受験できるの？

２．全ての科目を受験して合格する

USCPA試験は、以下4つのセクションに分かれています。

FAR：財務会計
AUD：監査
BEC：管理会計・ITなど
REG：税法

USCPAになるためには、すべてのセクションに合格する必要があります。

試験はコンピューターベースで実施され、指定のテストセンター（日本は東京と大阪）で受験する流れとなっています。

USCPAのメリットとは？

上記の理由により「USCPAは意味ない」と言われますが、以下のメリットもあります。

USCPAのメリット

国際的な信頼性・権威性・認知度
職業上のスキルと知識の向上
ネットワーキングと専門知識の共有

USCPAのメリット１．国際的な信頼性・権威性・認知度

USCPAは米国の公認会計士資格であり、米国の会計基準や法律に関する知識を有していることを証明します。

米国は国際経済・金融市場の中心地であり、USCPAには国際的な信頼性・権威性・認知度があります。

USCPA資格を持つことで、グローバルなキャリアの機会を広げられる可能性があるので、意味ないことはないでしょう。

USCPAのメリット２．職業上のスキルと知識の向上

USCPAの試験では、以下の科目を解けるだけの専門知識と一定の英語力が求められます。

FAR：財務会計
AUD：監査
BEC：管理会計・ITなど
REG：税法

USCPAの取得には会計原則、財務報告、監査、税務などの広範な知識が必要です。

上記の知識とスキルを習得することで、会計・監査業務において高い水準の業務を遂行できるとみなされるようになります。

USCPAのメリット３．キャリアの成長と機会拡大

USCPAを取得することで、会計・監査業界におけるキャリアアップに役立ちます。

USCPAの資格を持つと、Big4などの監査法人・会計事務所・一般企業から高い評価を受けるので、昇進や給与面での恩恵を受ける可能性があります。

USCPAは国際的に通用する資格なので、海外就職やグローバル企業への転職の道も開けます。

USCPAのメリット４．ネットワーキングと専門知識の共有

USCPAを取得することで、公認会計士コミュニティにアクセスできるようになります。

とくにクローズドコミュニティのような場所では、他のUSCPA会員などとの交流や情報共有がキャリアアップや転職に役立つことがあります。

USCPA合格後の自己研鑽に関しても、ネットワーキングで人脈を構築することで、最新の業界動向にキャッチアップできるようになるでしょう。

米国公認会計士（USCPA）の将来性は？

最近はAIによって取って代わられる資格としてUSCPAが挙げられていますが、米国公認会計士（USCPA）の将来性はどうなのでしょうか。

米国公認会計士（USCPA）の将来性

定性的な分析では人間の判断力が必要
アドバイザーとしての役割
グローバルキャリアの可能性
持続的な自己研鑽が求められる

将来性１．定性的な分析では人間の判断力が必要

AIの発展により、ルーチン業務やデータ処理などの一部の業務は自動化される可能性があります。

しかし、以下のように人間でなければできない業務に関しては、USCPAの仕事がなくなることは基本的にないでしょう。

クライアントからのヒアリング
内部統制の有効性に関する判断
定性的な情報に基づく分析
監査報告書の作成やレビューなど

ロベルト

USCPAは財務情報だけでなく、ITや内部統制などの領域も精査します。定量化が求められる仕事はAIに代替されている方向になると思いますが、定性的な情報に基づく分析や、クライアントとの折衝に関しては人間のスキルや判断力が必要です。

将来性２．アドバイザーとしての役割

USCPAは、監査業務以外にも企業や担当者に対し、財務アドバイスや戦略的な意思決定を支援する役割も期待されています。

AIの進化により、データ分析や予測モデルなどの自動化が進むかもしれませんが、経済状況や市場の変動に柔軟に対応し、クライアント企業の経営戦略を支援する能力は必要です。

将来性３．グローバルキャリアの可能性

USCPAは米国の公認会計士資格ですが、国際的な認知度と信頼性を持ち、グローバルキャリア機会を構築する上では将来性があると言われています。

グローバル企業やグローバルビジネスの環境において、USCPAの資格は優れたキャリアの基盤となるでしょう。

USCPAのような専門性や英検1級レベルの語学力を持ち、キャリアアップを図りたい場合は、外資系企業を扱う転職エージェントを利用してみてください。

＞＞　英検1級合格者は就職に有利？どんな仕事をしているの？年収はいくら？

将来性４．持続的な自己研鑽が求められる

AIの進化により会計業務やデータ処理の自動化が進む可能性があり、社会の変化に対応するためには、USCPAの資格保持者は常に最新の技術やトレンドについて学習を続ける必要があります。

継続的に会計やITの勉強を続けていくことで、競争力のある人材を目指せるようになりますし、その点では米国公認会計士（USCPA）に将来性があると言われています。

AIの進化によって一部の業務が変化する可能性はありますが、内部統制の精査など人間による分析が求められる業務では、USCPAの資格は価値を持ち続けるでしょう。

USCPAで人生変わるポイント4選

以下では、USCPAを取得して人生が変わるパターンを紹介します。

USCPAで人生が変わるポイント

キャリアアップと高収入
グローバルキャリアの機会
自己研鑽の積み重ねによる成長

１．キャリアアップと高収入

USCPAは高度な会計知識と分析スキルを証明する資格です。

USCPAを取得することで、会計・監査業界で知られるBig4や外資系企業に転職し、高収入を得る機会が得られます。

USCPAの資格だけでなく、実務経験も積み重ねていくと、企業や会計事務所での管理職や上級ポジションへの昇進に有利と言われています。

２．グローバルキャリアの機会

USCPAの資格を持つことで、公認会計士としての信頼感を得られるようになります。

USCPAは国際的に認知されており、多国籍企業や外資系監査法人での就職や転職において、USCPAの資格は強力な武器となるでしょう。

３．自己研鑽の積み重ねによる成長

USCPAの取得には長時間の学習と努力が必要ですが、取得後も継続的な学習が求められます。

会計原則や税務に関わる法規制には常にキャッチアップが必要ですし、ERPなどの情報管理ツールの使い方もある程度は把握しておかなければいけません。

上記のような自己研鑽を積み重ねる環境に身を置くことで、専門知識を深めてキャリアを長期的に成長させることが可能です。

USCPA予備校ならTACかアビタス

ロベルト

日本国内にUSCPA予備校は何校かありますが、「料金やコスパ」を踏まえると、おすすめしたいUSCPA予備校は下記の2社です。

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