USCPA（米国公認会計士）の受験資格ない高卒・理系の大学生はどうすれば受験できるの？

こんにちは、ロベルトです。

USCPA（米国公認会計士）の受験資格ない高卒・理系の大学生はどうすれば受験できるの？
USCPA（米国公認会計士）を受験する要件は何ですか？

本記事では上記の疑問に答えてみたいと思います。

結論、USCPAの専門予備校などで受験に必要な会計の単位を取得して出願すると、短大卒・高卒・現役の大学生（理系含む）でも受験できる可能性があります。

ここで「可能性がある」と書いたのには、USCPAの出願時に学歴審査があるからです。しかし出願する州によっては、学歴審査後に一定の要件を満たせば出願して受験できるようになることもあります。

本記事では、USCPAの受験資格ない方々が受験する際に何をすればいいのかについて、話を進めていきたいと思います。

本記事の対象者

USCPAの受験を検討されている方
USCPAの出願手続きを知りたい方
自分にUSCPAの受験資格があるのか分からない方
USCPAの受験にかかる費用が気になる方

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USCPA（米国公認会計士）の受験資格とは？
USCPA受験資格ない大卒がやることは6つ
高卒・短大卒・理系大学生のUSCPAの受験資格は？
まとめ：USCPA予備校ならTACかアビタス

USCPA（米国公認会計士）の受験資格とは？

USCPA（米国公認会計士）の受験資格は、州によって異なります。

以下は一般的な受験資格の要件ですが、州によっては各要件に変更がある可能性がありますので、最新の情報をフォローしておくことも必要です。

学歴要件
単位要件
人物要件

１．学歴要件

多くの州で学士号またはそれに相当する学位を取得している必要があります。

しかし後述する通り、高卒・短大卒・大学在学中でも出願できる州があるため、USCPA予備校に確認してみるといいです。

２．単位要件

州によっては会計やビジネス関連の単位数に関して、細かい規定があります。

大学卒業までの取得単位が規定に満たない場合、USCPA予備校で単位認定試験を受験し、出願までに不足分を補う必要があります。

３．人物要件

一部の州では、出願時に人物審査の一環で犯罪歴の有無について答える必要があります。

ほとんどの受験者の方々は問題ないかと思いますが、頭の片隅に入れておきましょう。

USCPA受験資格ない大卒がやることは6つ

USCPA受験資格ない時にやることは、基本的に6つです。

USCPA予備校にやるべきことを確認する
出願州の要件を確認する
母校に英文書類を発行してもらう
学歴審査に臨む
単位取得の試験を受験する
NTSを発行してもらう

順番に解説しますね。

１．USCPA予備校にやるべきことを確認する

まずは「アビタス」のようなUSCPAの専門校に問い合わせて、実際に自分が受験前に何をすべきなのかという情報収集が必要です。

ブログで検索してみるとUSCPA合格者のブログが多く出てきますが、過去と現在の状況では情報が異なる場合があります（とくに受験料）

USCPAの試験形式も2024年以降に大きく変わるので、最新の状況に関してはUSCPAの専門校に確認してみるといいです。

２．米国の出願州の要件を確認する

USCPAの出願州の要件も確認する必要があります。

受験だけでなくライセンスを登録する時のルール、そして大学卒業までに取得した単位がどこまで使えるのかも州によって大きく異なります。

「会計の実務経験がなく、大学でも会計の単位を取得していない場合はどこの州がいいのか？」という疑問が出てきたら、USCPAの予備校に相談してみるといいでしょう。

３．母校に英文書類を発行してもらう

米国の出願州の要件を確認出来たら、卒業した大学に以下の書類を発行してもらいます。

成績証明書（英文）
卒業証明書（英文）

この時の注意点としては、卒業校からNASBA（National Association of State Boards of Accountancy：USCPA試験の運営機関）に直接送付してもらうことです。

大学だけでなく大学院も卒業している場合、それぞれの英文書類が必要になります。

４．NASBAの学歴審査に臨む

オンラインでNASBAの学歴審査手続きを済ませた後は、勉強を続けながら審査結果を待つことになります。

審査結果が正式に届くと、自分がUSCPAの出願前に単位がどれだけ不足しているかが分かります。

単位不足分の科目をUSCPA予備校で履修し、出願に備えるのが次のステップとなります。

５．単位認定試験を受験して単位を取得する

学歴審査で判明した不足分の単位を満たすために、USCPA予備校で単位認定試験を受験して単位を取得する必要があります。

注意点としては「USCPA予備校の学費以外に単位認定分の追加費用がかかること」です。

米ドルと日本円で支払うオプションがあったりしますが、出願前にかかるトータルの費用に関しては事前にUSCPA予備校に確認しておくといいです。

６．NTS（受験票）を発行してもらう

単位認定試験を受験して不足分の単位を補うことができたら、NTS（受験票）を発行する手続きに移ります。

NTS発行時には以下の費用がかかるので、事前に確認しておくといいです。

出願料（出願する度に支払う）
受験料（科目ごとに支払う）

手続きをすべて終えれば、試験センターで予約できるようになります。

USCPAの将来性については下記記事で書いていますので、よろしければご参考ください。

＞＞USCPAは意味ないの？人生変わる？米国公認会計士の将来性・メリット・デメリットは？

高卒・短大卒・理系大学生のUSCPAの受験資格は？

USCPAの受験資格ない高卒・短大卒・大学生でも条件を満たせば出願できますが、出願できる州が限られます。

高卒・短大卒・大学生でも出願できる州

アラスカ州：大学卒業まで単位が少ない方向け
モンタナ州：高卒・短大卒・大学在学中の方向け

アラスカ州：大学卒業まで単位が少ない人向け

アラスカ州では、卒業までの残り単位数が18単位以下と証明できる書類を用意できれば、大学在学中の学生でも出願できます。

しかし書類が発行可能かどうかは大学によりますので、事前に確認しておくといいです。

モンタナ州：高卒・短大卒・大学在学中の方向け

モンタナ州の学歴要件の中には学位に関する指定がないため、大学在学中の方や大学の学位をお持ちでない方も出願が可能です。

たとえば高卒や短大卒、卒業まで時間がある大学生の方はモンタナ州を考えてみるといいでしょう。

USCPA予備校の無料単位診断で見積りをしてもらうといい

実際に自分にUSCPAを受験する場合はどうすれば分からないし、出願できる州やコストも分かりにくいのですが…

結論、USCPA予備校のアビタスで無料診断をお願いした方が手っ取り早いです。

ロベルト

アビタスでは受講料の見積もりも行っているので、「支払はいくらだろう…？」と気になる方は、無料の見積依頼をしてみてください。

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まとめ：USCPA予備校ならTACかアビタス

ロベルト

日本国内にUSCPA予備校は何校かありますが、「料金やコスパ」を踏まえると、おすすめしたいUSCPA予備校は下記の2社です。

＞＞【比較】USCPA予備校のTACとアビタスの費用は高い？安い？おすすめは？

USCPA予備校	TAC	アビタス
入会金	10,000円	11,000円
費用	総合本科生 484,000円～	スタンダードパック 616,300円～
単位習得	サポート有	サポート有
問題集	Beckerと提携	日本語の解説付き
学習形態	通学/オンライン ※DVDのコースもあり	通学/オンライン
講師の特徴	科目別に多数在籍	全員がUSCPAホルダー
サポート期間	2年	5年
資料請求	無料	無料
総合評価
公式サイト	資格の学校TAC＜USCPA（米国公認会計士）＞各種コース開講	アビタス