こんにちは、ロベルトです。
今回はイタリア語検定3級の難易度・レベル、独学で合格するための試験対策テキスト・過去問・勉強法・勉強時間について解説してみたいと思います。
イタリア語検定とは、イタリア語検定協会(特定非営利活動法人国際市民交流のための
イタリア語検定協会)が実施しているイタリア語の試験です。
私自身は初めての受験でしたが、スペイン語のバックグラウンドをいかして準2級と3級にチャレンジしてみました。
両者とも難易度はそれなりに高く、合格率は30~40%程度で推移しています。
実際に私も試験対策でいくつか苦労した部分がありました。
本記事では3級に関して話を進めていきたいと思います。
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イタリア語検定3級の難易度・レベルは?
イタリア語検定3級では、日常生活で必要とされる基本的なイタリア語を使えるレベルが問われるため、難易度は高めです。
今まで英検・仏検・中検・独検の3級を受験してきましたが、語彙のレベルや作文量を踏まえると、イタリア語検定3級の難易度が個人的には一番高かったのではないかと思います。
問題は大きく分けて以下の構成となっています。
- リスニング
- 文法・読解
- 作文
イタリア語検定3級のリスニング
イラスト問題ではトラブルの場面や動植物について描写されるので、リスニングした内容をイメージする力が必要です。
長文の聞き取りについては正誤問題となりますので、長い文章を聴きながら正誤を判断する能力も問われます。
本番の点数は21/26点でした。
イタリア語検定3級の文法・読解
3級の問題の中では文法・読解のカバーする範囲は広いです。
読解問題ではイタリアの歴史・文化・地理を含む文章が出題されるので、人によっては問題を解いているのが楽しくなるのではないでしょうか。
私の点数は30/36点でした。
イタリア語検定3級の作文
イラストの内容はさまざまで、行楽地を楽しむお客さんや室内で過ごす家族の様子を説明することもありますので、人物の特徴や配置されている物体(食べ物や家具など)を描写できる語彙力が求められます。
私の点数は20/20点だったので、満点をとることができました。
イタリア語検定3級の合格点
イタリア語検定3級の合格基準は、それぞれのセクションで基準点に達していることが条件となっています。
合格点は毎回変わるので、公開されている過去のデータから予測することになります。
たとえば私が受験した3級テストのリスニングでは合格点が20点でした。
仮に17点だったとすれば、合格は難しかったでしょう。
イタリア語検定3級に独学で合格する試験対策・勉強法・過去問・勉強時間
以下ではイタリア語検定の試験対策テキスト・勉強法・過去問・勉強時間について書いていきます。
参考書で基本を身に着ける勉強法
私がイタリア語の初歩を学び始めた時は、白水社の「ニューエクスプレス イタリア語」を使用しました。
同書を一通りマスターした後は、検定の問題集に移れるでしょう。
イタリア語の基本をマスターする1冊
豊富な発音練習と文法の徹底理解が同書の特徴となっており、練習問題を通じて文法の体系的な知識を身につけることができます。
イタリア語の動詞の活用をマスターする参考書
以下のようなイタリア語の動詞の活用にフォーカスしたドリルです。
- 直説法現在
- 半過去
- 近過去
- 命令法
- 条件法
- 接続法など
イタリア語の動詞の活用は慣れるまで一定の反復が必要なので、目と耳と手を動かして早めに定着を図りたい方は、ご覧になってみてください。
イタリア語検定3級の問題集と過去問を使った試験対策
イタリア語検定3級の対策問題集も用意しておきましょう。
巻末には語彙リストも記載されています。
問題集に加え、イタリア語検定協会のホームページに掲載されている過去問を繰り返し使用すると、本番の勘を養えます。
イタリア語検定3級の公式過去問
イタリア語検定のホームページでは、一部の過去問を無料で利用できますが、問題によっては解説がない場合があります。
しかし公式の過去問を購入すると、過去問の解説を読むことができます。
過去問の無料版だけだと対策が難しい場合は、公式の過去問もぜひご覧になってみてください。
イタリア語単語の勉強法
本番ではより広い語彙力が問われますので、不安なく試験に臨みたい場合は「使えるイタリア語単語3700」という単語帳があると安心です。
イタリア語検定で出てくる単語に関しては、単語帳の例文をそのまま覚えるようにしていました。
イタリア語検定3級だけでなく、4級や5級にも出題される単語が収録されています。
「参考書は少ない方がいい」とお考えの場合は、同書を一つ手元に置いておくだけで単語学習には不自由しないでしょう。
イタリア語検定3級対策の勉強時間
私の場合はスペイン語のベースがあったので、4~5か月で準備して臨みました。
動詞の活用変化や接続法のニュアンスではスペイン語の経験をいかすことができましたが、遠過去などスペイン語では見慣れない文法事項もありましたので、覚えるための反復期間が必要でした。
基本文法は反復するだけで理解できるようになりましたが、一番苦労したのは語彙強化です。
イタリア語検定3級とはいっても、日常生活の幅広い語彙が出題されます。
まとめ:イタリア語検定準2級へのチャレンジ
イタリア語検定3級は全体的に幅広い語彙力が問われ、作文の発信力では一定の表現力が必要でした。
他の検定試験では単文の作文が出題されることがありますが、イタリア語検定3級の作文ではそれなりの量を書かなければいけないため、試験に特化した訓練が必要です。
私は3級に加え、類似の問題構成となっているイタリア語検定準2級も受験しました。
準2級の難易度も高くて実際に苦戦しましたので、下記の体験記をご参考ください。
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