こんにちは、ロベルトです。
- フランス語の難易度・習得時間・特徴は?難しい?それとも簡単ですか?
- フランス語に向いている人はどんな人?独学は難しい?
- フランス語は役に立たないの?
本記事ではこれらの疑問に答えてみたいと思います。
結論として、フランス語を含む外国語の勉強は難しいですし、習得時間も長くかかります。
多くの大学生が第二外国語としてフランス語を学んだり、社会人の方々も趣味としてフランス語学習を始めたりするなど、フランス語は多くの人が学びたいと思う言語の一つです。
フランス語にはシャンソンで見られるように音声が美しく、文化的な魅力がありますので、異文化が好きな場合はフランス語が向いている人と言えるでしょう。
しかし、フランス語を習得することは、簡単なことではありません。
本記事では、フランス語の難易度と特長について見ていきたいと思います。
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フランス語が向いている人は?役に立たない?難易度と特徴
フランス語は英語に似たラテン系の言語であり、英語を母国語としたり、イタリア語やスペイン語を勉強してきた人はフランス語が向いている人と言われます。
しかし、フランス語にはいくつかの特徴があり、習得に時間と努力を要することも事実です。
フランス語のアルファベット
フランス語のアルファベットには、英語とは異なる5つの特殊文字があります。
É/é | アキュート・アクセント付きの「E」の発音は「エ」と「エイ」の中間で、「étudiant(エチュディアン、学生)」や「école(エコール、学校)」のように使われます。 |
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À/à、Ù/ù、Â/â、Ê/ê、Î/î、Ô/ô、Û/û | 日本語ではアクサングラーブと呼ばれる、重アクセント符号を持つ文字です。フランス語ではアクセントの位置で発音が変わります。例えば、「à」は「ア」と「アー」の中間、「ô」は「オ」と「オー」の中間などです。 |
Ç/ç | セディーユと呼ばれ、英語には存在しません。発音は英語で言う「S」の音に近いもので、「garçon(ガルソン、少年)」のように使われます。 |
Œ/œ | 二重母音で、英語には存在しません。発音はオーとエの中間で、「œuvre(ウーヴル、芸術作品)」のように使われます。 |
Ë/ë | ウムラウト・トレマと呼ばれる2点の小さな円で、英語には存在しません。通常の「E」とは異なり、例えば「Noël(ノエル、クリスマス)」のように発音します。 |
発音を正確に表現するためには、アクセント記号を正確に覚える必要があります。
フランス語の発音とアクセント
フランス語にはリエゾンやエリジョンなど、発音のルールに従って隣接する単語の発音が変化するルールがあります。
エリジョン(Elision) | 直前に無音の母音が続く単語の最後の子音が消えます。例えば、C’est un homme. (セトム)では「un」の最後の「n」が消えて、「セトム」のように発音されます。 |
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リエゾン(liaison) | 無音の子音が発音されることで、前の単語の最後の母音と繋がって、単語間の音のつながりをスムーズにします。例えば、「les amis(レザミ)」というフレーズでは、「レ」の音と「ザ」の音をつなげて発音します。 |
アンヌシュマン(enchaînement) | 発音されるべき無音の子音を省略することで、前の単語と後ろの単語の音の衝突を避け、より自然な発音を実現します。例えば「Ils ont acheté des cadeaux. (イルゾン アシュテ デ カドー)」では「ont」と「acheté」の間に無音の「t」があるため、「イルゾナシュテ」と発音されます。 |
フランス語独特の音声とアクセントの特徴を理解し、正確に発音することは、習得に時間がかかる部分の一つと言えます。
音声が美しい反面、英語とは異なる発音なので初学者にとっては難しい部分がありますが、フランス語独特の発音を正しく使いこなすことで、フランス語を正確に聞き取ることもできるようになります。
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英語と異なるフランス語の文法・語彙が難しい
フランス語の文法は、英語と比べてかなり異なるため、初学者にとっては難解な部分があります。
単語の類似性 | フランス語と英語には、歴史的に類似した単語が多く存在します。しかし、発音や意味が異なる場合があるため、注意が必要です。また、英語にはないフランス語の特有の単語や表現もあります。 |
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上記の表現を正確に理解するためには、フランス語での読み書きと会話の練習が必要となります。
一方でイタリア語やスペイン語と同様、ラテン言語から派生しているので、ラテン言語のバックグラウンドがある学習者にとっては親しみやすい言語とも言えます。
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フランス語の文化的背景
BabbleMagzineによると、現在は世界中で約2~3億人がフランス語を話すと言われています。
フランスをはじめとするアフリカなどのフランス語圏の国々で公用語として使用され、各種国際機関でも公用語の1つとして採用されています(国際連合・国際オリンピック委員会など)
もともとフランス語は19世紀のヨーロッパにおいて政治・文学・芸術・哲学・科学などの発展に大きな役割を果たし、中世のラテン語やギリシャ語と同様に、学問や教養の象徴と見なされてきました。
とくにフランス語が与えた大きな影響の1つとして、フランス革命により自由と平等の理念が世界中に広まるきっかけとなったことが挙げられます
またフランス語は、19世紀から20世紀にかけてアフリカ、アジア、カリブ海地域などで植民地支配が行われた際にも公用語として導入されました。
フランス語は21世紀に入ってもその影響力を維持しており、音楽・ファッション・美術・料理などの業界でも重要な役割を果たしていますし、今後もその影響力は続いていくと思われます。
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フランス語学習は楽しいの?役に立たない?
語学好きにとってはフランス語学習が楽しい、役に立つと感じるでしょうし、フランス語に向いている人とも言えるのではないでしょうか。
フランス語の音声やアクセント、文法や語彙など学ぶことが多く、学習過程での達成感も大きいです。
さらにフランス語を学ぶと、文化・芸術・食文化などフランスの魅力を知ることができますし、単なる言語習得だけでなく、異文化理解を深めることにも役立ちます。
フランス語の勉強中には何度も壁に直面することがありますが、継続的に学ぶことで徐々に上達を実感できるようになります。
フランス語が向いている人と向いていない人
フランス語が向いている人は、多様な興味を持っている人や、異文化に興味を持っている人です。
また、フランス語を習得することで、国際社会での活躍や、海外旅行の際のコミュニケーションなど、様々な面で役立つことがあります。
一方で、フランス語が向いていないのは異文化理解に興味を持たない人で、フランス語を学んでも、生活であまり役に立たないと感じる人もいるかもしれません。
フランス語の習得時間・勉強方法・参考書
フランス語を学ぶための勉強方法は、自分に合った方法を見つけることが大切です。
例えば、独学で学ぶ場合にはフランス語の教材やアプリを利用することが一般的です。初心者向けの教材や、フランス語のニュースや映画を利用した学習方法もあります。またフランス語を日常的に使う環境を作ることも大事なので、現地に留学することも習得の効果を高める手段になります。
以下ではフランス語の習得時間・勉強方法・参考書を見ていきたいと思います。
フランス語の習得時間と難易度ランキング
一般的に言われているのは、フランス語をマスターするには、少なくとも数年の継続的な勉強が必要であるということです。
しかし、個人差が大きいため、一概に何年かかるとは言い切れません。
習得に必要な時間は、勉強時間や熟練度、学習方法などによって大きく異なります。
RosettaStoneの語学難易度ランキングによれば、フランス語の習得にかかる時間は、個人差がありますが、一般的には約600〜750時間程度が必要とされています。
言語の難易度ランキングでは、フランス語は中級レベルの言語とされています。
英語やスペイン語、イタリア語とほぼ同じレベルであり、中国語やアラビア語などと比べると、比較的短期間で習得することができるとされています。
フランス語と中国語は完全に異なる言語系統に属しており、両者の比較は難しいです。しかし、一般的には、フランス語は中国語よりも簡単だと言われています。
フランス語はアルファベットを使用するため、音読の勉強をしやすいとされています。また、中国語のような四声の声調もないため、初心者でも比較的勉強を始めやすいとされています。
興味や習得方法、学習環境などによっても異なるため、自分に合った言語を選ぶことが重要です。
フランス語を勉強する際の勉強ノートの作り方
フランス語には独特のアルファベットや発音があるため、ディクテーションを通じてノートを取る勉強法が効果的です。ノートにフランス語の文章を書き写すことで、リスニングの練習にもなります。
さらに自分が理解できない部分や、覚えにくい部分をノートに書き込むことで復習の際に役立ちます。
実際に仏検には準2級以上のレベルで書き取り問題(ディクテーション)が出題されるため、将来的に仏検の受験を検討している場合はディクテーションに慣れておく必要があります。
フランス語学習のオススメ参考書(ニューエクスプレス)
前置詞用法などの基本文法や単語を学習できますし、表現力アップのコンテンツもあるので、覚える単語の数を増やしながら多少会話の内容に幅を持たせることができる本です。
勉強中にはエクスプレスを使い、簡単な一人フランス語会話をやっていました。
同書はCD付なので聞き取り・書き取りの練習もできますし、掲載されている文章をアレンジすると簡単な作文の練習にもなります。
フランス語の独学は難しいけど勉強を楽しむ
本記事では「フランス語の難易度・習得時間・特徴は?難しい?簡単?」というテーマで話をしてきましたが、いかがだったでしょうか。
フランス語は、独特の響きや美しい表現力が魅力の言語です。
フランス語の独学は難しいですが、アプリ・教材・ノートを活用することで、効果的な学習ができますし、自分に合った学習方法を見つけられます。
学習の延長上に仏検などの試験にチャレンジする機会が生まれますので、モチベーションが上がってきたら、ぜひトライしてみてください。
可能であればフランス語圏のネイティブと練習しておくといいですが、オンラインフランス語の対策だとレッスン回数や時間などで制限があったりしますよね。
そんな時は、多国籍講師が在籍するオンライン英会話がおすすめです。
オンライン英会話で仏検の面接練習をする方法(2級以上)
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実際はその通りで、仏検について知っている講師はほとんどいないでしょう。
したがって、以下の手順で準備する必要があります。
- 既知の講師を予約し、仏検の面接練習をしたい旨を伝える
- チャット内容を基に発表や質疑応答の練習をしたいと伝える
5分以内で済ませられるようにイメージしておくと、話がスムーズに進みます。
1.既知の講師を予約し、仏検の面接練習をしたい旨を伝える
初対面の講師だと自己紹介で5分ほど費やしてしまうので、過去にレッスンでご一緒したことがある講師を選びましょう。
仏検について長々と説明せず、以下の要点をサクッと伝えて準備するようにします。
- フランス語の面接試験を受験する
- チャットで渡す内容(以下参照)を基に話すのでその後に質問
- 質疑応答は10回、試験時間は想定で10~15分ほど
2.チャット内容を基に発表や質疑応答の練習をしたいと伝える
レッスン前にチャットで送る内容を仏文で書いておきましょう。
たとえば「チャット内容を基に発表や質疑応答の練習をしたい」とチャットで伝えると、話が早いです。
下記のいずれかについてテーマをまとめて話すので、発表後に質疑応答に移りたい。
- 性的マイノリティの人権
- 日本社会は保守的なのか
- 死刑制度の是非について
※「上記以外で良さそうなテーマがあれば出題してほしい」とも伝える
下記のいずれかについてテーマをまとめて話すので、発表後に質疑応答に移りたい。
- 電動キックボードについてどう思うか
- 子どもへのプログラミング教育についてどう思うか
- 定年退職の年齢はいつが望ましいのか
※「上記以外で良さそうなテーマがあれば出題してほしい」とも伝える
下記のいずれかのテーマで質問してほしい。
- 生まれ育った地元の説明
- なぜフランス語を学んでいるのか
- 将来の目標や夢はあるのか
※「上記以外で良さそうなテーマがあれば出題してほしい」とも伝える
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