映画・哀愁のあらすじとみどころは？ラストシーンの感想【ネタバレ】

こんにちは、ロベルトです。

隠れた名作「哀愁」という映画がいいと聞きましたが、何がみどころなのですか？
「哀愁」のあらすじ・ビリケン人形の意味やラストシーンは？ネタばれしてもいいです。

本記事ではこれらの疑問に答えてみたいと思います。

本記事の内容

「哀愁」のあらすじと舞台・音楽
「哀愁」ラストシーンとビリケン人形
「哀愁」の感想

映画「哀愁」とは、女優のビビアン・リー主演の名作ロマンス映画です。

評価項目	評価	コメント
ストーリー		バレエの踊り子のマイラが、軍人ロイと出会って恋に落ちる物語。
キャスト		主演のビビアン・リーとロバート・テイラーが演じる純愛がすばらしいの一言。
刺さるシーン		悲劇のラストシーンはぐっときます。
もう一度見たいか		トータルで10回以上見ました。
総合評価		恋愛映画の最高傑作なので、マジでおすすめです！

クラシックロマンスでは「ローマの休日」が有名ですが、悲劇的なラストシーンがある「哀愁」も劣らず名作映画と称されるロマンス映画です。

映画「哀愁」で使われている音楽「蛍の光」はよく知られていますよね。

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【隠れた名作】映画・哀愁のあらすじと感想
まとめ：映画・哀愁を見て名作を楽しもう
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【隠れた名作】映画・哀愁のあらすじと感想

以下で映画「哀愁」について見ていきたいと思います。

映画・哀愁とは？音楽・名言は？

ロベルト

恋愛映画の傑作と言えばビビアン・リーとロバート・テイラー主演の「哀愁」なので、ぜひご覧になってみてください。タイトルの通り、甘く切ない恋愛映画です（名言もたくさんあります）

ハッピーエンドとはならずも、ハートに残るシーンが数多く見られます。「切ない恋愛映画は人の心を打つ」と思えるあらすじの虜になる視聴者も多いのではないでしょう。

映画「哀愁」では、実際に主人公が身を投げて命を絶つラストシーンになりますが、最期に至るまでに描かれた主人公同士の愛の奇跡は、視聴者を余韻に浸らせるには十分の味があります。

映画「哀愁」で使用された音楽で印象的だったのは、キャンドルライトの中で主人公がダンスをするシーンで使われていた「別れのワルツ」でした（日本では「蛍の光」として知られています）

「哀愁」作中の英語は若干聴き取りにくいこともありますが、英語学習にも向いている作品の一つです。英語のスクリプトに関しては、スクリーンプレイの本が出版されていますので、「哀愁」の名言やセリフを確認しながら英語を学びたい方は、映画をご覧になってみてください。

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映画・哀愁のあらすじ・舞台・音楽【ネタバレ】

ネタバレになりますが、映画・哀愁のあらすじは、主人公であるバレエの踊り子のマイラ（ビビアン・リー）が、英国ウォータールー橋で軍人ロイ（ロバート・テイラー）と出会って恋に落ちる物語です。

「哀愁」の舞台はイギリス・ロンドンのウォータールー橋（Waterloo Bridge）です。

本当に偶然の出会いなのですが、ひょんなところから二人の関係が深まっていき、とんとん拍子で婚約までたどり着きます。

ところが当時は第一次世界大戦の真っただ中で、幸せの絶頂にいた二人ですが、ロイは戦地へ赴かなければいけませんでした。

ロイが戦地に赴くあたりからマイラの身辺の状況が悪化する流れになります。男性と食事したことが雇い主にバレてマイラは解雇され、さらに偶然目にした新聞の戦死者欄に目を向けると、婚約者ロイの名前を見つける悲劇を経験しました。

同時期にロイの母親と顔を合わせることになりますが、ロイについて話すことができず、マーガレットもマイラを好ましく思わずに二人は別れてしまいます。

仕事と恋人を一度に失い、友人キティが娼婦として稼いでいることを知ったマイラは、自分自身も娼婦として働くようになりました。

ロイを失った悲しみを忘れようとするかのごとく、駅で帰還兵の客を探していたところ、なんと死んだと思っていたロイが帰ってきたのでした。

ロイはマイラが自分の帰還を待ち望んでいたと思って歓喜の笑顔を見せますが、マイラは娼婦として働いていた後ろめたさから素直に喜ぶことができませんでした。

ロイはマイラを自宅へ招待し、親類へお嫁さんだと紹介して回ります。

しかしマイラはロイの前で過去への後ろめたさを隠せず、ロイ自身もマイラの様子が気になり続けていました。

マイラはロイの母マーガレットに真実を告げ、ロイへの置手紙を残して立ち去ります。

映画「哀愁」のラストシーンとビリケン人形

ロイはマイラを探すためにロンドンへ向かい、友人キティにもマイラの居場所を尋ねますが、見つけだすことができませんでした。

ロンドンのウォータールー橋では、生気を失った顔のマイラが途方に暮れていました。そして引き寄せられるように、マイラは車道を走る車に身を投げます。

マイラの死から数年後、マイラからもらったビリケン人形を手にし、ロイは当時のことを思い出しながらウォータールー橋を後にしました。

悲劇のラストシーンは忘れられません。

映画「哀愁」の感想

ごまかしのない純愛ストーリーとしては、傑作の映画と言えます。

とくにマイラが正直者で、隠し事をできない不器用さや娼婦になってしまった弱さも露になる点は、現代社会にも通じています。

自分が娼婦になった過去を恥じ、誠意を持って接してくれる男性と正面から向き合えないもどかしさや後ろめたさに共感を覚える視聴者もいるのではないでしょうか。

とくに第一次世界大戦の最中ということもあり、社会情勢は混とんとしていましたから尚更だったと言えます。

ロベルト

ビビアン・リーの名演技もさることながら、ロイを演じたロバート・テイラーの軍人紳士としての立振舞いも素晴らしかったです。悲劇の純愛ストーリーを伝える映画としては「タイタニック」「ロミオとジュリエット」なども挙げられますが、時代を越えても視聴者の心を揺さぶる力があると感じられる名作だと思います。

映画「哀愁」はオススメの英語教材

「哀愁」は「ローマの休日」と同じく、英語教材としても最適です。軍人が結婚するために上官の承諾を得たり、富裕層のパーティなど英国社会の雰囲気を垣間見ながら、恋愛の英語を学べる作品となっています。

クラシックな作品なので若干聴き取りにくい箇所がありますが、BBCレベルを聴き取る練習を続けていると慣れてきます。映画を利用して英語学習に役立てたい方にはいい教材とも言えます。

前半部分の二人がノリノリでデートするシーンの言葉は、コピーしたくなるほどでした。

ちなみに洋画の英語に慣れてくると、資格試験にチャレンジするのもいいのではないでしょうか。

まとめ：映画・哀愁を見て名作を楽しもう

映画「哀愁」のあらすじや感想を一言で述べると「悲劇」一色のような話になってしまいますが、短い時間でマイラと過ごしたロイの心中を察するエンディングにはグッとくるものがあります。

ロベルト

意外とハマってしまう映画で、私は10回以上同作品を鑑賞してきました。若干英語は聴き取りにくいですが、リスニング力を伸ばしたい方にとっては、良質な教材と言えるでしょう。

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