原因不明の関節痛に「短期間」で対処するための3種類の検査!

ロベルト
ロベルト

こんにちは。管理人のロベルトです。

本記事では以下の悩みに対処する検査をご紹介します。

・原因不明の関節痛が続いていて辛い…

・痛みの理由を早く知りたい…

・病院に行っても湿布と痛み止めが処方される。これだけでいいの?

今回記事でご紹介するのは、「原因不明の関節痛に「短期間」で対処するための3つの検査!」です。

私は2016年7月に強直性脊椎炎という難病を発症し、正式にその診断が下されるまで約1ヵ月かかりました。(強直性脊椎炎の詳細についてはプロフィールをご覧ください。)

強直性脊椎炎というのは診断が難しい難病で、患者さんによっては診断まで数年かかることもあるようです。

一口で関節痛と言っても、検査結果次第では何らかの病気が潜んでいる可能性があります。

私の場合は運良く早期の診断につながったわけですが、それを可能にしたのは3つの検査でした。

本記事では、私が経験した「関節炎」「感染症」「膠原病」の3つの検査をご紹介していきたいと思います。

それでは、まいります。

本記事の対象者:原因不明の関節痛に悩む方々

原因不明の関節痛を抱える患者の悩み

原因不明の関節痛に悩む

長引く関節痛

私が原因不明の関節痛を感じ始めたのは2016年4月。

厳密には左足のアキレス腱痛のため、腱の痛みから全てが始まりました。

約3ヵ月経過しても一向に回復せず、整形外科に行ってもレントゲンを撮影し、痛み止めと湿布を処方されただけで根本的な解決には至りませんでした。

アキレス腱に過度な負担をかけたわけでもなく、外傷もない原因不明の痛み。

その痛みは仙腸関節の痛みへとつながっていきます。

仙腸関節の位置

救急車で病院へ

仙腸関節の痛みがピークに達したある日、立つことも歩くこともできなくなりました。

当時は強直性脊椎炎という言葉も知らず、ひたすら家で寝ていましたが、痛みは悪化の一途を辿るだけでした。

限界を感じ、救急車を呼んで病院へ搬送されました。

結果、入院することに…。

原因不明の関節痛は入院中も続き、このままどうなってしまうのだろうと途方に暮れていました。

痛みの原因を探るための3種類の検査

痛み止めのロキソニンを飲み続けても痛みが引かず、医師から以下3つの検査を提案されました。

  1. 関節痛の検査…MRI・CTスキャンを撮影し、痛み止め(ロキソニン・トラムセット)を服用。痛みは引かなかった。
  2. 感染症の検査…血液検査を実施。陽性反応(+)なし。
  3. 膠原病の検査…血液検査を実施。陽性反応(+)あり

陽性とは、医学の検査などで、ある症状や刺激に対して反応がはっきりと現れることです。

逆に陰性とは、検査で反応がはっきりと現れないことです。

例えば、インフルエンザの検査では、患者様の鼻やのどの粘液を綿棒でぬぐって検体を採取し、それを特殊な溶液に入れて特定の発色反応を確認します。

関節痛の検査

これは関節の軟骨が擦り減って、炎症が発生したと仮定した場合の検査です。

「変形性関節症」という言葉がよく知られていますが、長年の生活習慣の中で特定の部位に負荷がかかり、関節が炎症を起こすというものです。

スポーツについても同様で、膝関節だけでなく腱も痛めるパターンが見られます。

この検査ではMRIとCTで患部の炎症部位を確認し、痛み止め(ロキソニンとトラムセット)を1週間服用し続けながら、様子を見ました。

感染症の検査

強直性脊椎炎特有の症状は出ていませんでしたが、痛みが引かなかったため、感染症の検査へ移りました。

細菌やウイルスの感染による急性関節炎として仮定され、血液検査を行いました。

その他にも既往症、人工関節の使用歴など感染症に関連のある要素のヒアリングがありましたが、結果は陰性となりました。

なお、陽性反応が出た場合は、抗菌薬を投与して数週間様子を見る流れになりそうです。

膠原病の検査

最後のオプションとして膠原病の検査に移りました。

「膠原病」は、真皮・靱帯・腱・骨・軟骨などを構成する蛋白質であるコラーゲンに全身的に障害・炎症を生じる様々な疾患の総称です。関節リウマチは代表的な膠原病ですが、関節リウマチ単独でその他の膠原病すべて合わせたよりも患者数が多いこと、その他の膠原病に比べると皮膚・内臓病変が少なく、関節症状が主体になること、従って本邦においては比較的最近までは整形外科医が治療の中心にあったことなどから、他の膠原病とは区別されることが多いです。関節リウマチとその他の膠原病は、共に自己免疫が病態背景にあるため、合併することはまれではありません。

引用元:東京女子医科大学 膠原病リウマチ痛風センター

上記のように、膠原病といっても非常に多くの種類がありますのでピンときませんでした。

この検査では関節液の体液を採取することがありますが、私の場合は血液の採取のみで済みました。

これは保険の対象にならなかったため、20,000円~30,000円を支払い、1週間後の結果を待ちました。

「結果は陽性でした」

医師から告げられたのは「陽性」の二文字。

当初はどういうことなのかを理解するのが難しい状況でしたが、大学病院へ転院するための紹介状を書いてもらいました。

難病・強直性脊椎炎という診断

大学病院へ移ったころは両膝が痛み、左足の足底部位もズキズキしている状況でまともに歩けず、車椅子で院内を移動する有様でした。

血液検査、MRI、問診を経て、「強直性脊椎炎」という診断。

最初に左足のアキレス腱痛を感じてから、約4ヵ月。

入院先の病院で実施した検査により、結果的に難病の早期診断につながりました。

関節痛を悪化させないために必要なこと

「そのうち治るだろう」という考えを持っていると、思わぬところで足元をすくわれることがあります。

場合によっては難病を誘発するリスクもあります。

原因不明の関節痛を感じ始めたら、下記の項目を参考にしてみてください。

病院で精密検査をする

人によっては我慢してしまい、仕事を理由に検査を先延ばしてしまうこともあります。

しかし、この場合は患部の状況が悪化し、私のように歩行困難な痛みに発展するリスクにもつながります。

これを未然に防ぐためには、検査を受け付けてくれる病院を探し、客観的な指標を基に医師とアプローチを検討することが必要です。

自分の体調管理を最優先にする

会社の仕事によっては休むことが難しかったりするかもしれませんが、体調不良の場合は上司に状況を説明しましょう。

例えば、血液の採取には何日もかかるわけではないので、必要なのは検査日と検査結果のヒアリングをする日の合計2日間くらいです。(治療が必要な場合はそれ以上かかります)

自分の身体を二の次にすると、徐々に関節痛が悪化する可能性があります。

くれぐれも無理しないように、ご自分の身体を大事にしてください。

まとめ:原因不明の関節痛を感じた時にやること

原因不明の関節痛は軟膏を塗ったり、湿布を貼る程度では治癒しないことがほとんどです。

明らかにおかしいと感じた場合は、関節痛の検査に加え、感染症と膠原病の検査も併せて行ってみると、詳しい原因を知る手がかりを得られるのではないかと思います。

最後にもう一度私が行った検査を確認してみましょう。

  1. 関節痛の検査:痛み止め(ロキソニン・トラムセット)の服用とMRI・CTによる検査
  2. 感染症の検査:血液検査
  3. 膠原病の検査:血液検査(保険対象外)

入院先でお会いした医師の専門は整形外科でしたが、湿布と痛み止めを処方するのだけではなく、ヒアリングと仮説に基づいた検査を実施し、その検査結果に基づいたアプローチを提案してくれました。

当時の経験を振り返ると、原因を解明するためには、客観的な判断指標を得られる検査を実施することが重要だと思います。

強直性脊椎炎の場合は診断が難しいこともあり、痛みが出てから数年後に病名を知るということも少なくないようです。

本記事で扱った検査内容については一例ですが、診断の遅れを未然に防ぎ、必要なアプローチを実行するためにも検査は必要になってきます。

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